イルヴァ幻想辞典

~イルヴァ幻想辞典~
主に固定アーティファクトについてのテキストです。


近接武器


「飛竜刀」
竜を撃退する為に作られた特殊な刀剣。
その刀身は鮮血に濡れているかの如く怪しく光り、
電撃を生じる程の鋭い一撃で、日夜竜を屠っているのだという。

「斬鉄剣」
この世に切れぬ者など無いと謳われる一振りの奇跡。
噂通りどんな物でも切り貫くが、
話によると弾力性に富む灰色の食物だけは、切ることが出来ないらしい。

「エーテルダガー」
未知なる鉱物を用いて作られた短剣。
非常に軽く、そこから繰り出される素早い剣閃は、
まるで棚引く紐を振り回しているようにも見えるという。

「ディアボロス」
「悪魔」と言う名を冠した畏れ多き剣。
その黒い刃は斬られた者の精神ばかりか、時の流れさえ乱すのだとされている。

「ランキス」
地獄の炎で鍛え上げられたとされる驚異の槍。
鍛えるにつれ徐々に地獄の力を吸い込んだこの槍は、
振るわれることで地獄の門を開くのだという。

「狂気の杖」
闇に堕ちた者のみ手にする資格があるとされる杖。
そこには過去の所有者達の魂が込められているとされ、
攻撃の際にそれはしばしば悪夢となって降りかかる。

「ブラッドムーン」
血塗られた満月のような鉄球が取り付けられた棍棒。
その球体には相手の精神を吸収し、その力を火炎へと還元する魔法がかけられているという。

「破壊の斧」
まるで血塗られているかの如く赤き大斧。
そこから繰り出される一撃は、どんなものでも貫き砕くという。

「ラグナロク」
小高い丘にひっそりと刺さっていたという長剣。
その黒い刀身は様々な敵を屠ってきたのだろうが、刀は決して黙して語らない。

「モーンブレイド」
邪を祓う為に更に強大な邪を用いる、という考えから生み出された黒の剣。
これには兄弟ともいうべく剣が存在し、それぞれを両手に握れば世界ですら破壊し得る程の力を得るのだという。

「虚無の大鎌」
何重もの強化魔法が掛けられた大鎌。
扱う者の魔力を強化し、自身を究極の存在に近しめるとされたが、長らく世から失われて久しい。

「ライトセーバー」
燦然と光り輝く刀身を持つ異様な長剣。
製法は全くの不明だが、聞くところによると異世界の騎士が一人前になる際に、
自らの力を示す為一人で作り上げるのだという。

「クレイモア」
飾り気のない巨大な銀の十字剣。
刀身に謎の刻印がされている以外一切の装飾はなく、
単純に敵を切り払うことのみに特化したその作りは、一種の畏怖さえも感じる。

「フリージアの尻尾」
巨大な猫の尻尾の彫像、と見紛う程の杖。
人では振るえない程の重さだが、使いこなす者が現れた時この武器は使用者に比類なき魔力を授けるだろう。
それと少しばかりの気まぐれを。

遠隔武器


「異形の森の弓」
森の民の英知が詰まったとされる長弓。
狙った獲物を逃がさぬよう、幾つかの工夫が凝らされているようだ。

「マウザーC96カスタム」
弾を込める作業を機械化することに成功した拳銃を改良したもの。
悠久の時を経、残念ながら改良元は全て失われてしまったが、この銃だけは未だ健在である。

「バニラロック」
アダマンタイト鉱石の欠片。
比較的粗悪な部類なので装飾品にもならず、こうして投擲武器として使うのが関の山である。

「キルキルピアノ」
楽器とは名ばかりの投擲武器。
巨大な金塊と見紛うべきそれは、かつて幾多の演奏者を屠ってきたのだという。

「レールガン」
高速化された物質を射出する超重量装置。
複雑な機構もさることながら、特殊な素材を加工することで軽量化に成功している。
しかしどちらも現在では失われた技術の為、量産することは不可能だろう。

防具


「賢者の兜」
賢者がより高みを目指す為に製作した兜。
身につけることで知識が深まり、本来見えない存在まで見ることが出来るという。

「五本角の兜」
前方に突き出た角が特徴の黒々と光った兜。
一本の角だけ異常に長いのは、考案元の生物の特徴をそのまま真似たからだと言われている。

「アルバレスト」
折れたクロスボウの矢のような紫色の首飾り。
これを身につけていると、どこからともなく援護射撃が飛んでくるのだという。

「ツインエッジ」
小さな双剣のような首飾り。
身につけるとまるで腕が二本増えたかのような素早い身のこなしを得るという。

「謎の貝」
螺旋が美しい、ミカで作られた貝型の装身具。
誰が作ったか等一切不明で、一説には神々の落とし物ともいわれる。
耳元にそっと当てると誰かの話し声が聞こえるそうだ。

「ヴィンデールクローク」
異形の森から巻き起こる忌むべき風を防ぐという外套。
あくまでも風による変異を防ぐ為の物なので、日常的な変異や雨風はしのげないだろう。

「アル・ウード」
古の時代、素晴らしい音色を響かせていたとされるリュート。
しかし今日においてそれは単に経年を感じさせない非常に強固な木材を元にした優れた盾として扱われ、
最早当時の様な音色を響かせることはないだろう。

「火炎竜ヴェスダの篭手」
火炎竜を素材に用いたと言われる篭手。
噂に違わず常に炎に包まれているが、着用者は燃えるどころか、熱ささえ感じないという。

「オーロラリング」
周辺の季候を感じ取り、悪天候に合わせて効果を発揮する指輪。
その際指輪は柔らかい光を放ち、周囲に静穏を保つ力場を作り出すのだという。

「スピードの指輪」
装着者の速度を飛躍的に上げるという指輪。
一説には風の女神の力が込められているとか、内部に緻密な古代技術が詰め込まれている等、
色々言われているが詳しいことはわかっていない。

人を常に加速させる魔力が込められた指輪。
老化するという弊害はないので、愛用している冒険者も多いようだ。

「鋼鉄竜の指輪」
鋼鉄竜の骨から作られたとされる武骨な指輪。
身につければ自らが鋼鉄竜となったと錯覚させる程の強大な力を得るという。

「紅凛」
古の金属を鱗状に繋ぎ合せた腰当。
特殊な赤い薬品が塗ってあり、装備した者の所持品と肉体を守ってくれるという。

「セブンリーグブーツ」
長距離を一瞬で駆け抜けることが出来る魔法が掛けられた靴。
その話は伊達ではなく、さる高名な行商人はこの靴のお陰で世界を股にかけ、現在の地位を手に入れたのだとか。

「ダル=イ=サリオン」
革で作られたしっかりとした靴。思ったより足に馴染み、長旅における唯一無二の友となるだろう。


神々の宝玉・秘宝


「マニの再構築の宝玉」
機械仕掛けの神がもたらした奇跡の宝玉。物質を違う物へと変貌させてしまう力を持つという。

「クミロミの活性化の宝玉」
収穫の神がもたらした奇跡の宝玉。局所的な豊穣を与える力を持つという。

「ジュアの聖なる雨の宝玉」
癒しの女神がもたらした奇跡の宝玉。周囲に生命力を振りまく力を持つという。

「ルルウィの神速の宝玉」
風の女神がもたらした奇跡の宝玉。時の風を感じ取れる力を持つという。

「大地の大槌」
堂々たる風格を持った巨大で重い槌。
その槌を奮う姿は、さながら大地の神が顕現しているかのようだ。

「ラッキーダガー」
古来から幸運の証であるミカを削り出して作られた短剣。
一説によれば幸運の女神が魚を捌く際、誤って地上に落としたものだと言われている。

「ホーリーランス」
一片の曇りも無い聖なる槍。
一度敵を突けば、あなたはそこに癒しの女神の力の片鱗を見ることとなるだろう。

「エレメンタルスタッフ」
三種の宝石が飾り付けられた黒い杖。
宝石それぞれが元素の象徴とされ、それは扱う者の魔法力を飛躍的に増大させるのだという。

「クミロミサイズ」
農業を営む者でこのお伽噺を知らぬ者はいないだろう。
かつて日照り続きで作物が取れなかった頃、
どこからともなくそれは現れ、やがて周辺が緑に覆われたという話を。

「ウィンチェスター・プレミアム」
銃の名工が作り上げたとされる、光に乱反射する散弾銃。
銃口から勢いよく放出される特殊な硝煙は、詠唱を妨げる特殊な力を持つという。

「ウィンドボウ」
未知の素材で出来た長弓。
身に付けた者に風の加護を与え、一度弓引けばそこに風の女神の姿を見るという。

楽器


「グールドのピアノ」
孤高の天才作曲家の愛用していたピアノ。
既存の曲を独自に解釈した彼の作風をこのピアノは潜在的に受け継いでおり、
演奏する際それが音色となって現れるようだ。

「ストラディバリウス」
演奏の名手の元に訪れるという伝説のヴァイオリン。
その音色は聴衆の心に大きく響き、奏者へ感謝の贈り物をする者が後を絶たないという。

秘密の経験


「ロミアスの秘密の経験」
見ているだけで不快な気分を感じる謎の宝石。
使用することが出来るが、効果の程を確認した者はいないという。

「クミロミの秘密の経験」
収穫の神が与えたもう一度の奇跡。
使用すると光を放ち、そこで得も言われぬ経験をすることが出来るという。

飲食物


「幸運のリンゴ」
仄かに金色に輝く珍しいリンゴ。
中にはたっぷりの密と幸運が含まれているとされ、
過去この奇跡の果物を求め人々は大陸をさまよい歩いたという。

「マジックフルーツ」
食べると頭に知識の泉が湧くとされる果実。
さる高名な魔法使いはこの果実を恒久的に手に入れられるよう、
自らの知識を全て費やして研究したが、結局繁殖させるには至らなかったという。

「ヘルメスの血」
瓶を通してでも高熱を帯びていると分かる異様な液体。
意を決してそれを飲み込んだ時、あなたはそこに過去のあなたを見るだろう!

「エーテル抗体のポーション」
生活している以上必然的に罹る、エーテル病を唯一直せる奇跡の水薬。
喩え目が増えていようが、手から毒が滴ろうがたちどころに治療できるが、
貴重な品故常に鑑定だけは心がけておきたい。

その他アイテム


「ガロクの槌」
どんなガラクタだろうが、たちまち一点物に作り変えるという名工ガロクの槌。
ただし、職人の気難しい気質がそのまま槌に宿っている為、
こちらの希望は聞き入れてくれないようだ。

「召喚石」
悠久の時が作り上げた巨大な水晶。その光は見る者の心を投影し、現世に現すという。

「こころ」
2つの相容れない感情に苦悩する心を、特殊な素材を用いて表した芸術作品。
互いに絡み合った素材達は、さながら本物の心臓の様に微動するのだという。

「シュレディンガーの猫」
存在しない猫が入れられた箱。いや、猫は存在しないのかもしれない。
ひょっとしたら存在して存在しないのかもしれないが、それもこの箱を開けてみるまでは分からないだろう。

「カルネアデスの板」
倫理と生命という重りを載せて、秤の様に揺れ動くといわれる板。
単なるみすぼらしい板にしか見えないが、所持者が窮地に陥った時、
究極の選択をさせる為眼前に現れるという。

「すくつ探索許可証」
すくつを探索することが出来る許可証。
そこには数多の財宝と幾千もの亡骸が眠っているという。

「秘法」
使用することで自らの肉体に新たな変化をもたらすとされる宝石だ。
※善人の秘法、悪人の秘法のことです

「モンスターハート」
今もなお鼓動し続ける謎の心臓。
所持しているだけで敵の心をも自分の物にすると言われている。

「ユニコーンの角」
幻の一角獣の角。煎じて飲み下すことで体内の不安や狂気を取り去ってくれるという。

「スケルトンキー」
ロックピックと併用することで解錠しやすくさせる特別な品。
どんな鍵穴に差し込んでもピタリと合うことから旧時代の遺物ではないかと推測されている。

「素材槌」
物質の素材を全く違う特定の素材に叩き上げることが出来る槌。
この奇跡の品は雪原にひっそりと住む兄弟の職人達による作品であり、かつ使用道具とされている。


  • 最終更新:2013-09-30 20:56:24

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