物語への質問(人物)

イルヴァや物語世界の設定に関する回答集、人物編です。



キャラクター

ロミアスの性格について

ロミアスの持つ独特の道徳理念とはどのようなものですか。
また、それが原因で問題を起こしたことはありますか。教えてください    nya_zetaさんより

これはゲーム内での言動も含め、彼の性格をちゃかしています。

それが他人の目にどう映るかはともかく、彼自身は自分をフレンドリーな偽悪者であり
常識人だと思っています。高慢なエレアと自称するのも、彼なりのユーモアと謙虚さの表現です。

彼の言動は、特に森の外ではたびたび誤解を招くことがあり、ラーの悩みの種の一つでした。
ラー自身は、彼にほとんど悪意のないことはもちろん承知していますし、根は誠実な若者です。

(にやり)


ロミアスの台詞について

ロミアスが「あの酒場の娘にはまいったな!」という台詞を喋りますが、
いったい何をされたんですか!?         nanbansenjiさんより

「あの酒場の娘」とはシーナのことです。
ヴィンデールに住む女性が決して消極的というわけではないのですが、人里の若い女性が
たまに見せる態度や行動・貞操感には、旅慣れした彼でも驚いてしまうことがあります。
この時は、シーナに何かされたとかは特にありません。
ついシーナに視線がもっていかれたところをラーに見つかり、白い目で見られてしまった程度です。
この台詞には、ラーに対する照れ隠しや、自分は悪くない、尻が悪い、
人間の娘の節操の無さが悪いといったニュアンスが含まれています。

ロミアスとラーネイレについて

ぶっちゃけロミアスとラーネイレは恋仲なんですか?
それとも恋愛感情とかはなく幼馴染的な感じなんでしょうか?    k_mofumofuさんより

信頼しあっている仲ですが、恋仲までは発展していません。
ラーは全く意識していませんが、ロミアスの方はラーに気があり、
いいとこを見せようと頑張ったり、彼女に近寄るものを邪険に扱ったりしています。

ラーネイレの介抱について

ラーネイレはプレイヤーにどのような処置を施したのですか?     ten_sobaさんより

EtherWind(Elonaの元ゲー)の方では、確か生魂の儀といって、
エルシア(エレア)の血を輸血したみたいな設定だったと思います。
Elonaの方では、生死の境界線をさまよっていたプレイヤーの意識を、
ラーが(魔法的な)呼びかけなどで呼び戻した感じです。

ロイター・ザレッタについて

ロイターさんとかもうちょい欲しいかもしれないです   Shion_k_t28さんより
ロイターさんの想い人の設定と、その女性とヴェセルとの三角関係について
もうちょっと詳しく知りたいです。   k_mofumofuさんより

ザレッタは母性愛にあふれる白金髪の女性で、医者の見習いとして城に出入りするようになった彼女に
ロイターとヴェセルが出会った時、二人はすでに剣の腕前や出世の早さを競うライバル関係にありました。
一目惚れをしたのはロイターの方ですが、ザレッタさんのタイプはヴェセルの方でした。
以後、ロイターはヴェセルにより一層ライバル心を燃やすことになります。

三人は、エリシェが災難に見舞われるまでは、プライベートでも酒や食事を共にする仲間でもありました。
イエルとの戦争でも、ロイターとヴェセルの部隊は肩を並べて戦い、唯一負け知らず。
ロイターとヴェセルは共に武官で、ロイターは剣の腕前ではヴェセルに遅れをとるものの、
指揮官としての才能は優っていました。また、部下思いで信頼も厚かったです。
ヴェセルとは違い強力な後ろ盾はいなかったものの、だいたい同じような早さで出世しています。
二人はザナン国民の間でも人気がありました。

結局ザレッタの心にロイターが入り込む隙はなかったものの、
ロイターさんは硬派なので変な画策をたてたり二人の邪魔をしたりなどはなかったし、
ザレッタに思いを告白することもありませんでした。

シーナの尻とロイターについて

さっきの質問の追加でシーナの年齢や外見の詳細もお願いします。
あとロイターはシーナの尻についてどう思ってますか?   k_mofumofuさんより

シーナの年齢はシエラ新暦517年時点で26歳、外見は概ねポートレイト準拠です。
外見については、壁の項目用にMTさんが作成している絵が近日公開されるかもしれません。

ロイターはシーナの尻を特にどうとも思っていません。
尻をちらちら見たり追いかけたりするのは軟弱者だと考えています。

ヴェセルの病気について

ヴェセルが患った大病とはどういった病気だったのでしょうか。    atemoztliさんより

特に設定はありませんが、高熱で寝たきり、たまに意識も飛んでうわ言を繰り返したり、
食事もろくにとれず衰弱、最も症状が悪化した時には命の危険さえありました。
アテランでのエリート・スパルタ教育で蓄積された心理的・肉体的ストレスも影響しています。

ヴェセルの弟について

ヴェセルの弟のスペック    mircheltiaさんより

暫定的な設定ですが、参考までに。

・ヴェセル兄弟は十五年戦争の戦災孤児。
・秀才ヴェセルと、ちょっと知恵遅れだけどやさしく人懐こいニ歳年下のおとおとヨシュア(7,5萌え顔)。
  孤児院生活。
・引き取られる(8)。どうしてもおとおととは離れたくない、と小さい頃は弟好きヴェセル。
  弟もおまけとして一緒に引き取られる(6)
・義父によるヴェセルへの期待と英才教育。弟放置。酔っぱらいの義父DV。
・ヴェセルアテランへ(9)。残されたヨシュアが心配。
・最初の頃は頻繁に里帰り。でも、その回数は減っていく。
・いじめられっ子の弟。たまに帰郷するヴェセルは一切助けない。泣いていても声すらかけない。
・義父病気で寝たきりに。心優しい弟が看病。
・役立つ存在だと認められる&必要とされるヨシュア。義父との和解。
・ヴェセル病気(15)。アテラン除籍になり帰郷。
・一生懸命兄を介護する弟。
・復活したヴェセルはプライドばかり高く、満足に義父の看病や仕事の手伝いもしない役立たず。
・ヨシュアと共に村の活動、なじめない。くだらない。ヴェセルさぼり。
・周囲から認められはじめ自立しかけているヨシュアにあたったり、家族の和を乱したり。自己嫌悪。
・ヨシュアをひどく傷つける、一生後悔ものの言動。
・ヴェセルいらない子と自覚(16)。
・家出。

事後
・優しい村娘と若いうちに結婚したヨシュア。子供もいる。仕事にもついてる。
・義父、たまに歩けるぐらい回復。結構幸せな生活。DV&アル中も克服。ヴェセルのことは忘れた。

ミシェスとミーアについて

見習いミシェスが何見習いなのかを…。    moriakatyouさんより
ミーアの容姿はどっち規準なのか。ミーアの職業とは    bs_downerさんより

ミシェスはパン屋で見習いとして働いています。

ミーアは、ドット絵のほうの顔だけポートレイトに置き換えた感じで、職業は服飾系です。

ジャビ王の跡継ぎについて

パルミア王に跡継ぎの子供はいますか?     ten_sobaさんより

残念ながらジャビ王に正式な跡継ぎの子供はいません。

エリステアについて

エリステアさんの外見についてです。キャラチップと顔グラ、どちらのイメージでしょうか?
あと経歴やカラムとの関係など、興味があります。    Zio__001さんより

外見については、エリステアに限らず、服装がキャラチップ、顔グラがポトレか、
ポトレとキャラチップの中間ぐらいのイメージがあります。

エリステアの場合、勤務中は黒いシャツの上に赤茶けた革製のきつめの軍服、白いすね当てと革のブーツ、
上質の赤いマントなどを着用していることが多いです。
また、大量の書物や地図などを脇に抱えていることも。あと、ふんわりした帽子をかぶっていることも。
髪はゲームよりの設定なら水色(というかキャラチップの)、
リアルだとちょっと青・紫っぽいダークヘア、目は藍色です。

エリステアは、パルミア育ちのやや天才肌の歴史家です。
幼い頃から読書が大好きで、成績優秀、好奇心が旺盛で将来は世界を旅して回るのが夢でした。
アテランに留学していたことも。叔父のコネリー少将のコネで城勤めとなります。

苦い過去の経験から、男性に幻滅気味。城でもわざと地味な格好をしておぱいを隠しています。
結婚願望が低いわけではないものの、まじめな男、女性のキャリアに理解のある男が見つからず、
仕事が忙しいからなどと自分に言い聞かせて、パーティーやお酒の誘いを断っています。
ガードが硬い女として有名です。

エリステアは、カラムと出会ってしばらくは、彼を他の冒険者同様に信用していませんでした。
でも、カルーンの孤狼と呼ばれるカラムはいい意味で紳士でした。
着実に仕事をこなすカラム、信頼関係が芽生え、徐々に親しくなる二人、レシマスの探索が
終わったらプロボーズしようと手元に温めた指輪、そして、何となくそれを予感している
エリステア、プレイヤーがやって来たのはそんな時です。

カラムが亡くなった後、エリステアは以前にもまして仕事に没頭するようになります。
近年は、元々親しかったスターシャの相談役となり、政やプライベートな悩み事を聞いたり、
女王との親睦を深めています。

セビリスの好みについて

ヴェセルは大人の女性が好み、ロミアスはラーさんに片思いとの事ですが
セビリス公はどうなんでしょう。ザナンの紅白と同じく年上好き、逆に年下好きなんでしょうか。
それともまさかの女性とそういう関係を持つつもりは一切ないタイプなんでしょうか  kuyo_uさんより

セビリスはどちらかというと雑食です。特定の相手に熱をあげるというよりは、
気分や状況に応じて、時には別の目的のために関係を持っています。
ザナンを離れパルミアに来た時も、(グリフィス的な経緯で)貴族とそういうのがあったかもしれません。
本当に望んだ相手以外との関係には軽蔑と嫌悪を感じますが、性別や年齢などにこだわりはありません。

ノエルの希望について

ノエルに希望は有りますか    Die_Hardluckさんより

ノエルは今のままで素晴らしいと思います……

マークスについて

マークスは何者なのか    atemoztliさんより

彼は盗賊ギルドに属さない一匹狼の盗人です。
骨董品や考古学的価値のある品、貴金属などを専門に扱い、エレガントな仕事ぶり、
盗みを働いた後に名前のイニシャルを現場に残していく悪戯心やプライドなど、
いわゆる怪盗紳士です。
努力の割に知名度はまだそれ程ありません。

レントンについて

レントンと妹の年齢差について教えていただけたら非常に嬉しいです。    Elimisoさんより
レントン氏の妹さんのお名前    Kanoshiki_amfgさんより

名前はグレース、年齢差は6歳です。

レントン兄妹について

レントンの妹(グレースさん)について回答ありがとうございます。
年齢差からすればレントンは20歳前後で妹を亡くした計算になりますが、彼が40歳になるまで
20年間の大まかな生活が気になります。
ゲーム中での彼の使用魔法を見る限りは魔術士として相当優秀っぽいですが…
 それから、グレースさんについてレントンとの関係の善し悪しや二人の容姿の設定があれば
教えていただけるととても嬉しいです。やはり、彼女がもし生きていたらまだまだ色々な
意味で成長していく余地はあったんでしょうか…。    Elimisoさんより


レントンは魔術師ギルドのやる気のないプロフェッサーです。
才能もあり、努力家でもある彼は、若くして魔術師ギルドの助教授を務めていましたが、
妹を亡くした後は徐々に情熱を失っていきます。講義をすっぽぬかして酒を飲んでいたり、
路上をふらふらしている姿がルミエストではよく目撃されています。
他人を寄せ付けない冷たい目と、実習での厳しさから、鬼教官と呼ばれることもあります。
彼は常に結果だけを評価し、生徒の努力を認めようとはしません。

グレースとの関係は、レントンの心残りになっています。
忙しいギルドの業務をこなしながら、でき得る限りの力になったつもりでしたが、
もっと妹を理解できたのではという後悔の念が、時と共に増しています。

グレース自身については、生きていれば成長の余地や機会はあったはずです。

(ラフ画:MT)
renton.jpggrace.PNG
- 君は誰だ? わたしの教え子の一人だったかな?
- 才能のないものは努力などするな。それが、お前たちがわたしから学ぶことになる最初で最後の教訓だ。

レントンやノエル等の外見について

レントンやノエルなど外見とポトレの外見が違う人物の容姿の詳細が知りたいです
                              k_mofumofuさんより

容姿についてはポトレ、ドット絵、どちら準拠でもいいと思います。
資料館などでは、レントンの方はドット絵、ノエルはポトレの方の外見を元にしています。
参考までに初期のラフを貼っておきます。レントンはラフより髪形などが変わり、また首に
魔術師ギルドの証のネックレスが追加されています。
ノエルの方も、今後壁の項目で晒されるかもしれません。

レイチェル兄妹について

レイチェルさんて絵本作家でなんかすごいお墓の人という以外はどんなことがわかっていますか?
                   掲示板12/5/30さんより
レイチェル兄妹について      mendoi774さんより

レイチェル兄弟は、一説ではナーク・ドマーラ紀に存命したとされています。
レイチェルは幼い頃から病弱でした。毎日ほとんどの時間を、家の中、そしてベッドの上で、
架空の世界を妄想しながら過ごしていました。歳の離れた妹を何よりも愛おしく思っていた
兄のアイヴァンは、毎日付きっきりで彼女の面倒を見ますが、やがてその努力も虚しく妹は
他界してしまいます。限られた時間の中でレイチェルが描き上げた絵本集は、未完成ながら、
後の時代に非常に高い評価を受けることになります。

妹を亡くして深い悲しみの中に残されたアイヴァンは、彼女がずっと見たがっていた
雪のふる場所に慰霊碑を建てました。そこで彼の消息は途絶えてしまいます。
Elonaの世界は、レイチェルの兄が時の狭間で見続けている夢幻なのかもしれません。

ギルドマスターについて

ギルドマスター三人の詳細が気になります!!    aya_op10sさんより

これはElonaのギルマスの設定ではなく、あくまで別作品用の設定ですが参考までに紹介しておきます。
Elonaのキャラとしてなら、外見や背景設定などもゲーム内準拠でいいと思います。お好みで。

フレイは責任感が強く、誠実、部下からの信頼も厚く、ギルドの姉さん的存在として慕われています。
彼女は常に私情よりも公の立場を優先するため、部下に厳しい態度をとることも、
また冷酷と思われる決断を下すこともありますが、彼女の人なりと判断力の確かさを知る
古参のメンバーは、一言も文句をもらさず従っています。
戦士としての誇りと気品を持ち、美しいロマン鎧に身を包んだその姿は時に戦女神と称され、
男たちの人気を集めています。
ギルドの大食堂での豪勢な食事を毎日楽しみにしていますが、料理はあまり得意ではないようです。

シンは、盗賊ギルドのメンバーでさえその素顔を知らない者が多くいるほど、謎に包まれた男です。
滅多に人前に姿を見せず、彼がギルドに加入する以前の過去も知られていません。
一説では、シンという男は存在せず、彼の正体は幹部クラスの誰かだとか。
確かなことは、彼がどんな難しい仕事も完璧にこなし、常に報酬に見合うだけの成果を上げることです。
また、彼は暗殺術にも精通しており、盗賊ギルドでは珍しく、
そういった系統の依頼を請け負うこともあります。

レヴラスは設定上では黒い長髪、面長優男風の顔、
潔癖症で計高く、慇懃丁寧な喋り方をする嫌味な男です。
メイジギルドの長の証、特殊な金属で加工された首飾りを、いつもこれ見よがしに首から下げたり、
部下の目の前で磨いたりしています。
また、彼が着用している片眼鏡には、何か魔法の力がこめられているとか。
メイジギルドでは、死霊術は長い間禁じられてきましたが、彼の代になって研究が再開されたようです。

エボンとモイアーについて

エボンとモイアーの出会いが気になります      atkpowstrさんより

モイアーは、臆病者ですが抜け目のない商人です。
迷宮ベロンに居を構える炎の巨人の噂を聞きつけた彼は、巨人が隠し持つとされる
「この世に一つしかない宝石」を盗み出すための画策を練り始めます。
巧みな話術で魔術師から魔法の足枷を奪い取ったり、冒険者を騙してエボンと対峙させたり、
彼らが焼かれている隙に巨人に足枷をはめたり、そういう冒険譚の末、モイアーは
「この世に一つしかない宝石」を手にしました。
しかし、足枷の魔力により巨人が炎をはくのをやめると、熱を失った宝石は
ただの石ころに変わってしまいます。落胆したモイアーでしたが、商魂たくましく、
エボンを見せ物小屋の出し物として利用する方法を思いつき現在に至っています。

ヴェスダについて

竜窟でヴェスダさん達が守っている宝箱は元々は一体誰のものだったのでしょうか。
あと、ヴェスダさんの出生とか竜窟で宝を守っている経緯についても…。    moriakatyou さんより

ヴェスダは、今のところあの洞窟が気に入ったので住み着いて、財宝も竜の習性的に
もともとそこにあったものをガードしてる設定です。
何か面白いエピソードが見つかったら追加するかもしれません。

クルイツゥアとワイナンについて

クルイツゥアとコルゴンの馴れ初めが気になります    nanbansenjiさんより

ワイナンは”一世紀前”に古城を占拠したとエリステアが話していましたが、
魔石はいつから所持していたのでしょうか?
また、100年前というと歴史(仮)ではエウダーナ・イエル戦争のあたりですが、
ワイナンはこの戦争に関わっていましたか?    nanbansenjiさんより

クルxコルゴン、ワイナンについては、Elinで専用クエストがあり、どこまで公開していいのか
難しい所です。Elin自体公開できる段階まで漕ぎ着けられるのかという疑問もあるのですが。

ネタバレにならない程度の情報として、ワイナンはナーク紀に人間として登場し、当時はウィンハール、
または「夜を知らぬ城」という小城の城主でした。
毎晩チェスとワインに明け暮れる堕落した道楽貴族です。
遊びに呆けて統治はおろそか、城下町も主の性格を反映して、賭博施設やら娼婦の館やら
あやしげな感じになっています。この時代のイベントが、後に彼と魔石とを結びつけます。
エウダーナ・イエル戦争などに関わりはありません。

クルイツゥアの方は、どこかの村の幼女巫女。
その地には恐ろしい古龍が住み、代々、村の巫女は龍への供物として捧げられてきました。
短い説明ですが、ラフの方を掲載します。

(ラフ画:MT)
kuru.jpg

二部登場キャラについて

オルサミレってどなたでしょうか!    pekotvさんより

ネヒテの天使です。

リドリーについて

女王リドリーの血筋とか生活とか出生とか。
家関連の設定が何かしらもう少し詳しく頂けると嬉しいやも。    murmrsnさんより

彼女も二部などには登場しませんが、紹介文を張っておきます。

アセリア大陸西方に位置し、台頭目覚ましい新鋭の王国イエル。

リドリーが黒壇の王座についたのは、まだ彼女が十歳にもならない頃だった。
前王を暗殺した元老院は、幼い王女の元に権力を独占しようと企んだ。
しかし、彼女のあどけない顔の下に潜む狩猟者の直感と、
飢えた野獣の本能に気づくものは誰もいなかった。
そして、「狩り」がすでに始まっていたことも。

長く暗い宮廷での戦いの末、元老院の議員を一人残らず処刑したリドリーだったが、
彼女のゲームは盤上を移し継続された。

多くの自由都市と自由国家が、イエルの旗の元に、無邪気な策謀の前に服従を誓った。
そして、彼女の目が残った唯一の玩具ー仇敵エウダーナに向かうまでに時間はかからなかった。

民衆の絶大な支持に後押しされ、大いなる繁栄とイエル千年王国の宿望は今、
幼女の華奢な肩に委ねられたのだった。

初期に描かれたリドリーちゃんのラフです。(ラフ画:MT)

ridley.jpg ridley2.jpg

・髪色:白っぽいプラチナ、服・目:血のようにどす黒い赤 肌:普通、ちょっと白人
・固い会話は噛む。

- ふーん。 興味ないわ。 死刑
- いやー。 いやー。 このドレスきついからいやだー
- じいっ、じいはお父さまのにおいがする。 なつかしい、クミンの種のにおい。 わあぁ、じいぃっ!
- 皆の者ご苦労であった。 だが、敵はにくくきエウダーナ、情けなどいらぬ。 我らが祖先の恨みを決して忘れれな!


イハンについて

エウダーナ皇帝のイハン様の詳細がもう少し知りたいです!    forbiddenmeatS0さんより

イハン兄さんは公正さを何よりも重んじるエウダーナの皇帝です。
ある事件により、公平の意味合いは若干歪んでしまいましたが。

IF戦記用の設定で、本設定とは若干違うことになると思いますが、そこから引用します。

かつて魔導を司る超大国として君臨したエウダーナは、
久しく新王国の躍進の影にくすぶっていた。

イハン・ナ・ウルが若くして王座についた時、類まれな魔術師としての才能に民衆は多くを期待した。
しかし、残酷で、堕落的で、奢りに満ちた自らの民を、イハンは愛したことがなかった。
同じ血を受け継ぐ自身をも含めて。

新しい指導者が帝国の復権にも政にも興味がないとわかると、熱烈な声援はやがて嘲りに変わった。

イエルを来訪していた許嫁であり妹のウシャが反帝国派の凶刃に倒れた時、
良心との長い葛藤は終わりを告げた。
国内のイエル人を全て凄惨な拷問の末家畜の餌にすると、
彼は真のエウダーナの皇帝として民衆に認められたのだった。

長い沈黙を破り、砂漠の帝国は今や再びその牙をイルヴァ全土へと向けようとしていた。
怨恨と恐怖の旗を打ち立てるために。

初期段階の兄さんのラフです。(ラフ画:MT)

niisan.jpg

髪:栗色 目:ダークブラウン 服:基本黄金&アクセントに緑 肌:肌色
・公の場ではいけいけ躁状態。独りになると鬱になる。たまに善良な兄さんに戻って後悔する。
・公の場では鎖に繋いだイエルの女奴隷(リドリーコスプレ)達を引き連れている。独りになるとよしよしされている。

- どこへ行くつもりだ? 私より公平な者をこの国で見つけるのは困難だぞ。 今も、昔もな
- 妹の、我が最愛の女の命がイエルの犬どもに蹂躙された時、私は知ってしまったのだ。 公正さの名において、私がなすべき所業のすべてを。 彼の家畜共がもたらすであろう復讐の悦びを
- おお・・ウシャ・・・不憫なウシャ・・・お前の兄さんはここにいる・・・・お前の無念を忘れられず、憎しみに身を委ねることもできず・・・・
- 絶対に許さぬ


神々関連

神々の種族について

歴史(仮)からの質問です。3紀では神々が尖兵として種族を生成したとあります。
種族以外の生物はどのように誕生するのでしょうか。
神々は何の為に何度も種族あるいは生物を創造?(生む、生成)したのでしょうか。    das_gelaendeさんより

古い時代には、神々が自らの目的のために種族を創造したこともありますが、それ以外の
ほとんどの生物は、地球の生物と同じように自然に誕生しています。
また、イルヴァは創世から何度もワイプ(生物一掃など)を経験していますが、星自体の
環境にある因子に、あるいは星の記憶みたいなロマンに由来するのか、時代を越えて
似たような種族が発生するようです。
なので、例えばはじまりの時代の人間達とエイス紀などの人間たちとの間には大きな違いはありません。

種族の創造の理由については、それぞれの神によって理由は違います。
ほとんどは、イルヴァにおける自分の支配力を高めるため、他にも、面白半分で、
あるいは実験のため、食料として、生態系を変えるため、他の神へのあてつけ、などいろいろです。

神々の干渉について

イルヴァの神様は盟約などがあっても
基本的に人類などに対して干渉することが多い気がしますがなぜでしょうか uwonozokiさんより

Elonaでの神様のふるまいは独自のアレンジです。
歴史上では、永遠の盟約が結ばれた6紀以降は、ナーク紀についてはまだ未定ですが、
神々は表立った干渉はしていない設定となっています。

神の姿について

神は一般的にイメージされている性別とは別の性別の姿になる事は出来るのでしょうか
F_Lowenfeldさんより

神様たちに特に性別はなく、大抵の神は姿形も自由に変化できる程度の力を持っています。
ただし、人間たちの崇拝の対象として認識されやすいよう、公的に下界に君臨する際には、
Elonaでの神のすがたのような形を好んでとることが多いです。

負の神々の世界について

三紀.六紀.十一紀と「負の神」と呼ばれる神々が現れていますが、もし彼らが戦いに勝利し、
イルヴァを支配したらどのような世界になってしまうのでしょうか     kuyo_uさんより

負の神々といってもそれぞれに性格も目的も異なり、三紀で負の神々vs他の神々という構図になったのは、
負の神々同士が明示的に手を組んだわけではなく、
彼らの支配の傾向が既存の生態系の破壊・腐敗などのベクトルに共通して向かっていたためです。

もし負の神々が戦いに勝利していた場合、まずは負の神々同士での争いが起きたと思います。
それによりイルヴァの環境が破壊されてしまうことも、また生き残った神々の傾向に沿った
環境になることも十分に考えられます。
例えば蟲や菌が支配する世界、殺人や姦通が道徳的に推奨される世界など。

エヘカトルについて

エヘカトル神は何紀で誕生したのでしょうか?    mhjkvさんより

エヘカトルが猫の神の子として誕生したのは5紀末です。
幸運の神として本格的に活動するのは6紀、またはそれ以降になると思います。

エヘカトルの幼児退行について

エヘカトルが幼児退行した理由はなんでしょう?     ten_sobaさんより

エヘカトルの幼児退行、あるいは性格の変化については、「12紀に伝わるお話」の方で
いずれ登場するかもしれません。もともとはゲーム内での変更だったので、まだどうなるかは未定です。

クミロミについて

クミロミ様が可愛くて可愛くて仕方ないのですが、ティリスのクミロミ信者たちは
クミロミ様をちゃんと男神として認識しているのでしょうか?
中には女神として信仰している一派などはないのでしょうか!    kumiromilkさんより

クミロミはどちらでも大丈夫なのでご安心ください。

クミロミから見たフヘトトルについて

クミロミ様はフヘヘトルさんに対してどんな感情を抱いてるのでしょうか?    kumiromilkさんより

フヘトトルxクミロミについては、まだ神話の続きが構想途中なので詳しくは書けませんが、
クミロミの性格からすると、フヘの脅威がエヘにとって過去のものである限り、
敵意や憎悪の念などは抱かないと思います。
軽蔑と無関心ぐらいかな。

フヘトトルの原案はNSのいもさんです(thx!)。
NSではいちはやくフヘさんが見られるかもしれません。お楽しみに!

ヤカシャについて

かつて資料館に存在が記述されてした「ヤカシャ(イキーャ)」は邪神だったとのことでしたが
歴史でいう負の神だったのでしょうか。    Elimisoさん

負の神の詳細については、今後資料館に掲載の予定です。
人間たちが負の神を邪神と呼ぶことも珍しいことではありません。
ナーク・ドマーラ以前のヤカシャは負の神認定されていました。
ナーク時代のヤカシャについては、彼女が負の神になる(認定される)かどうかは
神にも予測がつかない、といった設定になりそうです。

オパートスの髪の色について

超個人的な質問です。ゲーム本編のオパ様の髪の色は藍色っぽい感じですが、
資料館のオパ様の髪の色の情報は黒髪とかいてあります。
どっちで認識すればいいんでしょうか?    mera_Elonaさんより

設定としては資料館準拠なので、今後イルヴァを舞台にした他の作品に登場させる際はオパなら
黒髪ということになると思います。
ただ、資料館の内容が知らないうちに変わるのはよくあることです。

防衛者について

防衛者の雄っぱい!!!!!男NPCの雄っぱい!!!!!    deflayhさんより

おっぱい!おっぱい!

アズラシズルとイスシズルについて

アズラシズルとイスシズルは名前が似てますが何か関係がありますか?   nanbansenjiさんより

これはミカエル、ガブリエル、~エルといった天使の名前のような感じで、~シズルとつけています。
シズルという言葉の意味や、二人の関係ははまだ決まっていません。
不吉なとかそういう系統の言葉になると思います。


生物

カオスシェイプについて

英語版の種族解説なども設定のうちでしょうか。
ミュータント(日本語版で言うカオスシェイプ)が
エーテルの風を浴びた妊婦から生まれてくるなど    ZZZ_hdnsさんより
カオスシェイプは人との間に生まれる突然変異体なのか、
なんらかの自然発生より生まれた存在なのか?    talefakeさんより

英語版の設定については、翻訳者の趣向により、日本語版Elonaと若干異なる点があります。
カオスシェイプについては、英語版の種族解説の通りです。
人とは限りませんが、エーテルに侵された生物間に生まれた変態です。
捨てられた赤子が、状態によっては自然発生したように見えてもおかしくはありません。

不死者の誕生や生態について

リッチを始めとした不死者系の生物(?)たちのイルヴァ上での生態が詳しく知りたいです。
(彼、彼女らが誕生する過程や繁殖方法など)        Elimisoさんより

不死者系の生物の誕生には、大抵、魔法とマナの力が関わっています。
魔法とマナについては別に詳しい回答があるので、そちらも参照してみてください。
この回答では、わかりやすくイツの集合体を「魂」と呼んでいます。
死体の蘇生には、魂が死体に残っているか、あるいはそれが死体の外部で周囲のマナに溶けこまず
残留している必要があります。

一般的なアンデッド・モンスターなどは、死体の魂にマナが注入されることで誕生します。
魂の膜が破れたまま(イツの集合の境界線が曖昧なまま)であるため、マナは常に漏れ続け、
彼らが完全な精神や肉体を取り戻すことはありません。
肉体の状態にもよりますが、生殖活動についてもほとんど期待できません。
繁殖の手っ取り早い方法は、新たな死体を見つけてきて、同様の手口で新たな不死者を
作ることです。その場合、もちろん死霊術の知識や能力が必要になります。


死者を完全な状態で蘇らせようという試みがなされることも、たまにあります。
この場合は、まず、魂の破れた膜を修復するため、死を自覚してしまった魂に、
実は死んでいなかったよと認識させる困難な作業を行う必要があります。
これは魂レベルの意識での話で、例えば蘇った後に自分は本当は死人だと本人が認識してしまっても、
人間程度の存在にとってはたぶん問題ありません。

次に、肉体の損傷の修復作業に入ります。
膜の塞がった魂は、すでに外部からマナを補充し始めているので注意が必要です。
この段階で予期せず死人の意識が戻ってしまうと大変なことになります。

最後に、魂がその記憶に基づき精神を再生できるよう、膨大な量のマナを注入して、大体完成です。
この方法で誕生した不死者なら、ちゃんと繁殖もできます。

いずれの方法を取るにせよ、死者の蘇生には常に、予期せぬ結果や悲劇・惨劇がつきもののようです。


  • 最終更新:2014-02-25 22:23:54

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