物語への質問(その他)

イルヴァや物語世界の設定に関する回答集、その他です。



世界観・文化

冒険者について

冒険者とは一体どういった存在ですか?
パルミアは冒険者の数やその人物、戸籍、位置などを把握してるんですか?
また把握している場合、犯罪者は冒険者になれますか?    tomy_70さんより

冒険者は職業ではなく便宜的なカテゴリとして扱われています。
遺跡荒らしや探検家、彼らを護衛する傭兵などを筆頭に、商人や武芸者、考古学者、
時にはパン屋の主人でさえ冒険者を名乗ることがあります。
一般的には宿屋やギルドで依頼を募ったりしますが、ネフィアの調査機関があるパルミアでは
優秀な冒険者を数名雇用しています。
彼らの履歴や任務などの情報はエリステアが管理し、犯罪者は除名されます。

ゲームの方では、ネフィアの数も莫大に増えているため、冒険者も大勢登場します。
彼らのほとんどは自称冒険者です。

ギルドについて

ノースティリスには戦士・盗賊・魔術士の3ギルドがありますが、
各ギルドは国の承認がついているようなしっかりした機関なのでしょうか。
それとも各々独立した団体なのでしょうか。    atemoztli さんより

ゲーム中に登場するギルドは、幾つもの大陸にまたがり存在する大きなギルドの支部です。
国から承認(許可)はされていますが、例えばパルミアなどの国とは独立した機関です。
これら以外にも、大小や種類もさまざまなギルドが存在します。

仕事の依頼について

行商人が傭兵を雇っていたりしますが、そういったフリーランスの人々を紹介及び
仲介してくれる組織などは存在しているのでしょうか。
それとも自力で探して依頼しないといけないのでしょうか     kuyo_uさんより

多くの場合、各街にあるギルドが護衛などの依頼を請け負ったり仲介しています。
街や酒場の掲示板で依頼の受注者を募ることもよくあります。
しかし、この場合は報酬は安上がりで済むものの、信用・信頼性の面でだいぶ不安があります。

税制について

パルミアの税金制度についても詳しく聞きたいです。    tomy_70さんより

特に詳しくは設定してありません。国や地域により税制や徴税方法も異なり、だいたいは
中世ヨーロッパでのそれと似ているイメージです。
パルミアの場合は、王都から派遣された徴税官が、街や城などの代表者から税をまとめて集金し
持ち帰っています。各地域によっても収税の方法はばらばらで、だいたい、生産者なら生産物の
何割か、商人なら商売の種類や規模により決められた金額が徴税されます。
貴族は税金を収める必要はありません。

服飾設定について

シエラにおける国ごとの服飾設定とか、細かいものがあれば!       pekotvさんより

だいたいのイメージを書いておきます。今後多少変更はあるかもしれません。

ロスリア
割と質素・シンプルで、清潔感のあるローブやゆったりした服などがよく見られる。
目にやさしい落ち着いた色、あまり目立たない服とか。指輪のエルフっぽい方向も少し。

武具は、白と緑を基調とした僧兵や神兵っぽいデザイン。
神性をかもし出すために頑張った感のある装飾が多めで、あまり実戦向きではない。

ジューア
男女ともに、実用的、動きやすく耐久性に優れた軽い服装を好む。なんとなく盗賊っぽい服。
レザーアーマーみたいな軽鎧を普段から着込んでいる者も多い。
服・武具とも、装飾や彩色にはあまり凝らない。地味目、皮の地色。

メイルーン
外出時は毛皮のコートや、防寒性の高い上着、また帽子や耳あてなども必須品。
ただ、あまり野暮ったいものは好まれない。
ところどころ宝石を使った装飾があったり、雪や氷の神秘的なイメージを際立たせたような感じ。
一般人も割と高級な服装。もふもふ感のあるかわいい服もあり。

普段の服装に対する意識とは逆に、武具にはあまりこだわりは感じられない。
ヴァイキングっぽい鎧姿に、上から毛皮のマントや首を覆う毛皮などを着用し、厚ぼったい印象。
毛皮は自前のもので、形状や、体質によって量も違い、兵士全体であまり統一性がない。

カルディア
地中海、大航海時代のイメージ。

武具は部隊や兵種ごとにわりときちんと統一され、色は白が基調でアクセントに金や青とか。
陸戦では動きやすい軽鎧を着用。海上では鎧を脱いでる。

エウダーナ
昼間は暑さや日焼けをさけるため、主にローブやヒジャブみたいなのを着用。
奴隷などは露出度高め。ロマン。
夜間や家の中などでは、開放的、退廃的、セクシーさ強調、奇抜、なんとなくダークエルフとかが
着てそうな服のイメージ。アラブっぽさは若干あるが、特に強調している感じではない。

武具は軽装を好み、魔法で強化された鎧・ローブなど、ルーン文字や繊細な装飾が多く施されている感じ。、

パルミア
割とオーソドックスな、中世ヨーロッパ・フランスなどで見られるような服のイメージ。
寒冷な土地のため、普段着などは少し厚め。

武具のイメージは、だいたい服同様。ちょっとファンタジー修正の入った装飾とかある感じ。
騎士は軽量のプレートメール、兵士はチェインメイルや強化皮鎧などを着用。

ザナン
服装はだいたいパルミア同様。パルミアよりはちょっとフォーマル、固い感じかも。

武具はやや無骨、上品な統一色、黒や青銅色などワビサビな色。兵士の鎧は機動力高め。騎兵はガチガチ。
他国に比べて資源が乏しいため、生産性を高めるため防具の意匠は簡略、なんとなくモダンっぽいデザイン。
将校クラスはそれぞれのスタイルで鎧も色も自由に(重め、防御重視の傾向)。

イエル
中・上流階級の人々の服装は、他の国では見られないようなモダン、大胆、奇抜、とんでもなのが多い。
ゴシックっぽいのも。

武具は、移民がそれぞれの国の防具を着用し、また傭兵も多用しているため、あまりまとまりがない。
工作部隊や機工部隊などユニークな部隊があり、これらの兵士は武具も統一されている。
少しスチームパンク入ってるデザイン。

建築技術について

ゲーム本編中のイルヴァの建築技術ではどれくらいまでの高さの建物を建築できますか。
(ゲーム中では階段といったアイテムがあったり塔のネフィアがあったりしますが…)                               Elimisoさんより

地域や条件、建物の種類によってだいぶ異なりますが、魔法修正や賢者修正を加えないで、
一般的な技術であれば、100m以上の塔、イエルでは200m以上も可能な感じです。
だいたいは中世ヨーロッパ中期ぐらいの建築技術+αのイメージです。

魔法とマナについて

魔法とは一体何ですか?どのような技術を魔法と呼びますか?
機械技術や生化学は魔法と呼ばれるものではないのですか?
銃や弓のアーティファクトは魔法の産物ではないのですか?       tomy_70さんより
キャラクターのMPに大きく関係してるマナとはなんなのでしょうか 
型月の魔術回路のようなものなのでしょうか        toyamakoukiさんより

魔法はイルヴァ初期から存在したとされ、エイス紀で消え、ナーク紀手前で再発見されています。
表面的に見ると、神々の活動が活発になるにつれその影響は増すようですが、神々の存在が
魔法という力を生み出すのか、あるいはイルヴァの魔法の存在が神々を引き寄せているのかは
まだわかっていません。
魔法の基礎的な力は、時代や環境によって変わります。
例えばナーク紀の大魔術師であっても、エイス紀ではたぶん魔法は使えません。

レム・イドの生化学の成果やナーク紀の錬金術は、しばしば魔法と混同されることがあります。
魔法自体の定義が曖昧なため、それが完全に間違っているとはいえません。
ただし、生化学の方は、時や場の影響を受けない技術です。
機械技術については、魔法とは異なった系統の技であるという見方が一般的です。

マナに関しては、まだ暫定仕様により用語・内容などの変更の可能性があり、また、かなり
わかり辛い説明になっています。
以下、参考までに掲載しますが、読み飛ばした方がいいかもしれません。

生命体は、魂のような「器」を持っています。器は、見えないものの、膜におおわれ、
中には魂の内容物である「イツ(稜威)」がゆったりと満ちているイメージです。
イツは個体による独自の精神のパターンを記憶しています。
実際には、器と膜は概念的なもので、その正体はイツの集合体とその輪郭・境界です。

マナは、イルヴァの時や場により濃度を変え、器と同じ階層でまわりに存在しており、
生命が誕生すると器に流れ込みイツと結びつきます。
イツとマナが結びついたものは、「内なるマナ」と呼ばれ、魔力の源となります。

器の膜は、イツとマナの境界線のようなもので、この境界線の形にイツが自覚的であるほど
膜の強度は増します。生命が活動を停止すると、器の膜は破れ
(実際には、肉体の死を認識したイツが連結をやめる)、
内なるマナは流出し、周囲のマナに溶け還元されます。膜・境界線は次第に消え、
やがて器自体が消滅します。
逆に、膜さえ保たれていれば、器は周囲からマナを補充することができます。
流れ込んできたマナはイツの記憶に基づき内なるマナへと変化します。


エーテルとメシェーラについて

エーテルのことがもっと知りたいです。エーテルの物質的な特性
(気体とか固体とか水に溶けるとか)や、エーテルを生む木と生まない木の相違点など
メシェーラについても具体的にどのような症状が出るのか知りたい! atemoztli さんより

今のところはだいたい以下のイメージです。
エーテル・メシェーラに関する設定はまだ変更になる可能性があります。

エーテル
・普段は見えない。空気に混じってる。過剰に接しない限り無害。
・強力な抗菌作用・抗生作用を持つ。
・特定の物質に反応して活性化し結晶化する。
・結晶化したものは、青白いほのかに輝く鱗粉のようなイメージ。
・レム・イド紀には、エーテル採取を専門業とするハーベスターが存在した。
・レム・イド紀では全ての木がエーテルを生んでいたため、相違点みたいなのは特にない。

メシェーラ
・元々はエーテルの採取の効率化のために開発された。
・木々に侵食する病原菌のようなもので、これを攻撃・排除するために木々のエーテルは活性化し、
結晶化したものが採取可能になる。
制御されたメシェーラ菌の力は弱く、木々が枯れることも、伝染することもない。
・更なる効率化のための研究の最中に暴走。今のメシェーラに。
・シエラ紀の人間のようなメシェーラ生態は、エーテルに接すると、エーテルの抗生作用により
体内のメシェーラ菌が破壊・消毒され、免疫不全みたいな状態になる。
メシェーラ菌が抑えこんでいた他の様々な菌が体内をめちゃくちゃにする。症状は様々。
・よくある症状としては、肌の硬化・鱗化・腐蝕。腫瘍、腫れ物、できもの。
稀に奇形化(複眼、四股の伸縮・変形・巨大化)など。それらが同時に発症することもよくあること。

名字について

なぜヴェセルだけ名字が設定されているのでしょうか?
あの世界では名字を持つ人は珍しいのでしょうか?    mendoi774さんより

ゲーム中のキャラは名前で呼ばれていますが、だいたい苗字(家名)もあります。
家名を考えたり、名家の歴史など設定するのが面倒ということで、
Elonaでは当初から設定があったヴェセルだけ苗字がついています。
彼の苗字は、彼がザナンで貴族の一員と認められた時に、当時のザナン国王より頂戴したものです。

識字率について

イルヴァの識字率はどんなものなのでしょうか。各国の教育の状況が知りたいです!
大学や専門学校みたいな機関はあるんでしょうか?      aya_op10sさんより

教育水準については各国バラバラですが、概ね中世ヨーロッパと比べると高いです。
大学や職業専門学校相当の機関もあります。
ただ、専用の校舎を持つ学校は少なく、ほとんどは中小ギルドのような形態、
空き物件や教会などの施設を借りて授業を行っています。
アテランのような大学は、世界にも指で数えるほどしかありません。

識字率の方は、中世ヨーロッパよりはだいぶ高く、全体で見ても共通語の読み書きのできるものは
3~4割程度でしょうか。こちらも身分や地域によってバラバラです。

婚姻形態について

イルヴァの婚姻形態などは国によって異なるのでしょうか!
一夫一婦制の国と一夫多妻制の国があるのでは、と思ったのですが
イェルスに至ってはもっと合理的な気がして気になります!    forbiddenmeatS0さんより

だいたいの国で一夫一妻制、メジャーな所でエウダーナが一夫多妻制です。
貞操観念についてはあまり強くなく、特に平民ははっちゃけています。
私生児についても割と寛容です。

同性愛について

ゲームの中では異性同性問わず結婚することができますが、実際のイルヴァの世界観でも
人々は同性愛に対しては寛容なのでしょうか?
その場合同性婚のだいたいの割合なども知りたいです      k_mofumofuさんより

物語世界の方では、ほとんどの地域で同性婚という制度はありません。
しかし、同性愛や少年・少女愛自体については、少なくとも現代よりはずっと寛大に受け取られています。
ただ、国によって多少の差があり、白昼から堂々と同性同士がいちゃいちゃできる国もあれば、
同性愛は火あぶりという国もあります。

異種族婚について

クルイツゥアとコルゴンなど人間と異種族の夫婦はイルヴァに存在するようですが、
モンスターとモンスター(たとえばゴブリンとゴーレムなど)の
異種婚姻の事例は存在するのでしょうか?      k_mofumofuさんより

モンスターなどは、基本的に結婚式を挙げません。
高度な知性をもった生物同士が内密に婚姻を結ぶことはあります。
人間のクルイツゥアと竜のコルゴンなど。ゴブリンとゴーレムあたりも大丈夫そうです。
ただ、世間の祝福は期待できないでしょう。
やどかりやスライムなど、理性のないモンスターに婚約を強いた場合も同様です。

自殺や精神障害者について

1.イルヴァにおける自殺という行為に対する人々の倫理観。(やはり非倫理的な行為なのか)
2.精神障害者に対する処遇や医療の水準。
3.身内が精神病である人や病人本人に対する偏見はどれだけあるのか。
(全部某サブクエスト関連)    Elimisoさんより

517年の時点では、自殺を禁ずる法律や宗教観はあまり見られません。
非倫理的な行為だという一般的な意識は人々の間にあります。

精神障害者のための特別な法律や支援なども、ほとんどの国ではありません。
臨床心理学のような体系的な知識は発展しておらず、ほとんどの場合、医者や看病者が、
個人で手さぐりしながら対処法を学んでいます。
軽度の障害、うつ病などは個人の性格として片付けられることも多いです。
また、金銭的余裕が治療やサービスの水準に大きく影響しています。貴族などの裕福層は、
かかりつけ医を雇ったり、高名な僧侶を呼んだり、詐欺にひっかかったり、お金に余裕が
ない者は、教会や寺院・無名の祈祷師を頼ったり、アシュラムに預けたり。

地域や周囲の環境、症状の程度にもよりますが、精神障害者本人・身内に対する偏見は共に
やや厳しいです。ただ、社会的弱者は精神病患者に限らず多く存在し、精神障害者のみが
特別に差別されているというわけではありません。
エーテル病患者よりはマシです。

エレアの成長について

エレアの平均寿命がとても長いのにロミアスやラーネイレがすごく若いのが気になります!
エレアはどのように歳を取っていくのでしょうか?   aya_op10sさんより
エレアの歳のとり方マジ気になる   elo_imoさんより

猫のように0-1歳は急激に、そこから穏やかに成長し、ぱたっと逝く過程を、
20倍ぐらいに引き伸ばした感じです。

成人までのスピードは人間と同じ。
それから100歳以上そのまま、そしてゆっくり老化する、みたいなイメージでいいと思います。

エレアの寿命について

エレアはなぜ他種族より長命で、エーテルに耐性があるのでしょうか?   talefakeさんより

エレアの長寿は、ヴィンデールの奇跡の後、まだレム・イドの知識が失われていない間に、
わずかに生き残った者達に施された処置に由来します。
もともと、レム・イドの人間たちが長寿であったことも理由の一つです。

エーテル自体は過剰に接しない限り、レム・イドの人間には無害でした。
それはヴィンデールの奇跡の生き残りであるエレア達についても同様です。

また、レム・イド時代には、主にユタスの中にエーテルの採取を専門職とする、
ハーベスターと呼ばれる者達がいました。
彼らは、長時間濃いエーテルを浴びていても影響を受けないための対処術や装備を有していました。
ヴィンデールの奇跡で起こったエーテルの風は強力なもので、森の内部でさえ、
それに耐えられたのは主にハーベスター達のみ。
シエラ・テール紀の人間のほとんどは、ハーベスター・ユタスを直の祖先に持つことになります。

エレアへの差別意識について

ザナンではエレアへの差別意識が強いとありましたが、それはいつ頃から、何故強まったのですか?
また、ザナン以外の国のエレアに対する扱いはどのようなものなのでしょうか。                                    aya_op10sさんより

森の民が忌み嫌われている原因は、彼等の異質な文化とエーテルの風がもたらす毒にあります。

サイモアが公に非難し始める以前から、ヴィンデールが風の発生地点だという説は割と一般的でした。
森は人類発祥の地であり、掟を破り外に出た者達を拒み呪い続けている、という類の言い伝えや噂も
広く伝わっています。
また、森の民の文化は独特で、いかがわしい術師や秘密主義の集団、異教徒、異質の存在などといった目で
外の世界から見られることもしばしばです。

多くの国では、彼等を取り締まる法こそないものの、人々の態度は彼等に拒絶的・非友好的です。
殆どの場合、目立たずおとなしくしていれば大きな問題が起こることはありません。
大勢の前で反感を買う言動をとったり、酒場など人々の気が緩んでいる場所に出入りしたり、
そういうのが集団暴力などに繋がることはあるようです。

ザナンの設定ついては、多少あとで変更があるかもしれないのですが、エレアへの差別意識は、
国民の気質やヘムトと呼ばれる制裁法のおかげでもともと高かったことになっています。
ヘムトは法益略奪刑で、俗に「死よりも悪い運命」といわれています。
ヘムト宣告されると、家畜同然かそれより悪い扱いをうけます。ただ、滅多にそれが宣告されることはなく、
エレアに対する扱いも他の国とそう変わるものではありませんでした。
エレアへの差別的態度が顕著に現れるようになったのは、友好国のカルーンが森による被害を受け始めた
シエラ新暦515年あたりからです。
同時に、サイモアが声高く森の民を非難し始めると、彼等の立場はイルヴァ全土で悪化します。


エーテルの風と対策について

エーテルの風に対する対策(シェルター配備やエーテル抗体などの普及)は
いつ頃から広まったものですか?       Tlazoteolさんより

シエラ紀のイルヴァが森と外の世界に分離するまでは、膨大な時間がかかっています。
最初の頃、メシェーラの汚染は今より遥かに強いもので、エーテルの風は毎日のように吹き荒れていました。
やがてメシェーラが弱まると、風の頻度も下がり、少数の森の民が掟を破り外の世界の探索を始めます。
この時はまだ、風は彼等にとって恵みであり、普段はメシェーラ抗体を接種していました。
抗体を作る技術は、レム・イドの知識を受け継いだ森の技で、遥か後のナーク紀には
錬金術として広く知られるようになります。

掟を破り一旦外に出た者は、ヴィンデールの里に戻ることがかなわず、森と外の世界との境界で
暮らし始めます。
エーテル抗体が誕生したのは、数世代が経った後、彼らの中にメシェーラ生態系に順応した者達が
現れ始めた時点です。この者達が世界に散らばり、やがて外の世界の人間の祖先となります。
(ちなみに、人間以外の生命体、特に原始的な生命は、結構な数がそのまま、あるいは姿や性質を変え、
  レム・イドから生き残っています。
  また、極小規模なヴィンデールのような森も、世界のどこかに幾つかあったかもしれません。)

シェルターの方は、普通の人々が共同で利用しているのは、洞窟だったり、単なる穴蔵だったり、
また、単に窓を密閉してやり過ごす者達も珍しくありません。
富裕層なども、大抵の場合は既にある地下室を利用したりと、
専用の施設としてのシェルターみたいなものはあまり普及していません。

他惑星やその神々について

他惑星の文明や神々の有無について     kumakyosuu99sさんより
神々の中には宇宙からやってきた存在も居る…とのことですが、
宇宙(もしくは別次元など)に居る神々で、イルヴァを自分の物にしようと企むような神は
存在しているのでしょうか            kuyo_uさんより
ゲーム中は捧げものしかない、各神の信仰の詳細。戒律など    ZZZ_hdnsさんより

イルヴァの他にも文明を持った惑星は存在します。また神々の住む惑星も。
ここら辺の詳しい設定は、イルヴァの歴史や物語で必要になり次第、ということになりそうです。
神々の目的、また、そもそもイルヴァでの神々がどういう存在なのかなど、
負の神々の設定とともに、資料館にいずれまとめて掲載できればと思っています。

異世界からの漂流について

異世界からイルヴァへ人が流れつくことは設定上ありえますか?
(例えば日本人がイルヴァに飛ばされるなど)    k_mofumofuさんより

純粋に可能か不可能かということであれば、可能だと思います。
イルヴァの世界は、便宜的に多元宇宙論を採用しているので、少なくとも、そういう世界・宇宙が
どこかにあってもおかしくないはずです。
ただ、物語の方でそういう設定を使用する可能性は低いかもしれません。



歴史・地学

各国の友好関係などについて

パルミア・ザナン・イエル・エウダーナ以外の諸国について、
同盟や目立った友好関係等ありましたら教えていただきたいです。    atemoztliさんより
モンフェルニベールについて!ヴェーリッシアや他の国との関係とか。   pekotvさんより
モンフェルニベールやヴェーリッシアなどカルディア大陸の各国家間の大まかな関係辺りを
                                   Kanoshiki_amfgさんより

モンフェとヴェーリッシアについては、後日、資料館の「カルディア大陸」に、既存の説明
(ElonaNSのブログに掲載されているもの http://mihomihoelona.blog.fc2.com/blog-entry-123.html )
に追記する形で掲載したいと思っています。もうしばらくお待ちくださいませ。

ザナン

アセリア諸大国にとってはティリス大陸進出への足がかりとして、ティリス諸国にとっては
それらの勢力の侵入を拒む防波堤として、それぞれに重要な拠点とみなされている。
森焼討後、この構図は顕著に表面化して、弱体化したザナンをめぐり、
イエル、エウダーナ、ティリス連合という三すくみのような関係ができつつある。

メイルーン

パルミアとの関係は古くから良好。その他の国とはだいたい疎遠。
他国への侵略や支援、他国からの侵略などの歴史はほとんどない。
森焼討後は軍事的な面での協力もスターシャから打診されている。

カルーン

イエル建国時にはイエルを後押し、サポートした。表向きには両国の友好的な関係は長く続いている。
しかし、急激に成長したイエルに対し脅威を感じている面も。
また、ザナンとも古くから交友があった。その他の国とは当たり障りなく。

サイロニア

ファーラ大陸とアセリア大陸を結ぶ陸路と交易の要。
二大陸の交わる場所は、過去に何度も戦場になったり、他の国に支配されている。
現在はイエル・エウダーナどちらに対しても中立の姿勢。

ジューア

他国との関係は概ね険悪。ジューアを国と認めていない国も。
ヴェーリッシアとの関係は友好的。森焼討後は、ティリス大陸の危機ということもあり、
近隣諸国に対して割とおとなしくしている。

宿屋や酒場の名前について

ノースティリスの各街にある酒場や宿屋に名前はありますか。    Caim_Kzkrさんより

あります。また、酒場や宿屋はマップ内に配置されている以外にもたくさんあります。
代表的なのを幾つか。

ヴェルニース
宿屋: ロバの嘶き亭    
酒場: 炭鉱夫の酒場

パルミア
宿屋: 熊と屋根裏亭
酒場: ごろごろ火トカゲ

ポートカプール
宿屋: カストゥ&ポルクス
酒場: ヘレナの祈り

ダルフィ
宿屋: 生娘のおっぱい
酒場: 蛇の腕

ヨウィン
宿屋: 子牛のポルカ亭

ノイエル
酒場&宿屋: 霜の銀月亭

ルミエスト
酒場: リュンの誘い
宿屋: 風のとまり木

パルミアの町並みについて

パルミアの町並みの時代イメージが気になります。
やはり中世ヨーロッパ?    mokiti_DBSGさんより

パルミア国、特に首都のイメージは、フランス・パリ近郊の中世初期の街です。
落ち着いた色の石畳や、石造りの建物があり、城壁もただ無骨で実用的なものではなく
外見的な美しさを備えています。

ダルフィ宮殿について

ダルフィ宮殿について詳しく知りたいです    NoobMan_jpさんより

ダルフィ宮殿は、ダルフィが今ほどに治安が悪くなる前、パルミアの王族が建設した古い宮殿です。
気品溢れる大理石の宮殿は、今では「蛇の寝床」、あるいは端的に「高級娼婦」などと呼ばれ、
淫らな彫刻や絵画があったり、情婦や男娼が出入りしていたり、妖しい雰囲気の場所に変わってしまいました。
謁見の間として使われる大広間とセビリスの部屋だけは、彼の好みからか、
装飾は一切取り払われ、冷たく静閑とした空間になっています。

宮殿はダルフィの市街地からはやや離れた低い丘の上にあります。
警備は固く、自由に出入りが許されるのは一部の人間のみです。
宮殿を囲う防壁の各所には、セビリス一派の象徴である三つ頭の蛇の紋章が彫り込まれています。

ルミエスト墓所について

ルミエスト墓所は、ゲームと同じく荒れ果てているのでしょうか。    Caim_Kzkrさんより

ルミエスト墓所は、あの辺りで起きた災厄の犠牲者を祀るため、遥か昔に建てられた墓地です。
時節とともに石碑も石畳も朽ち果て、現在ではゲーム内同様荒れ果てた感じになってしまいました。
たまにルミエストの観光客が立ち寄ってお供え物を残していきます。

ルミエストの橋について

ゲーム中のルミエストは橋で大陸と繋がった離島となっていますが
あの橋はどのくらいの大きさなのでしょう    Kanoshiki_amfgさんより

Elonaのマップ上の長さはおいておいて、イメージとしては長さは15km、幅は20m程度です。
吊り橋ではなく、石造りの橋で、始点と終点を移動用の馬車などが往来しています。
ルミエスト付近の地形は、元々は丘だったものが、ナーク紀のイベントでああなっています。

ノイエルとラーナについて

ノイエルやラーナへの道のりはゲーム上では広い雪原や酷い山道がありますが、
ああいった場所に普通の観光客が安全に行き来する為の何らかの手段はありますか?                                  deflayhさんより'''

パルミアからメイルーンの首都まで大きな街道が設置されており、その街道の途中から、
ノイエルに続く道が分岐しています。
定期的にガードも巡回しており、これらの道は比較的安全です。
また、雪原地帯では遮蔽物がなく見通しが良いので、追い剥ぎなどの心配ありません。
ただ、各街までの距離が比較的離れているので、例え天候に注意を払っていても、
最寄りの旅籠に辿り着く前にトラブルが発生してしまうことは度々あるようです。

ラーナへの山道は、ゲーム中ほど危険ではなく、凶暴な動物などに襲われることは
めったにありません。
臆病な旅人、あるいは老人・女性などは、ゴンドラというか、食料や物資運搬のための
昇降機みたいなのを利用することもできます。
しかし、昇降機は人力で動くため、十分な心付けを用意していない場合は、
実際の物資の運搬などの機会があるまで山のふもとで待機することになります。

グレースの身投げした湖について

レントンのサブクエで語られる「妹が身投げした湖」とは、ノースティリス内海を指すのか、
それともマップには表されていない湖があったりするのでしょうか。
さすがにすくつ北東(工房の南東)は遠すぎると思いますが‥‥。  掲示板12/05/17さんより

アクリ・テオラの近くに大きな湖がありますが、あの湖は自殺の名所として有名であり、
グレースはそこへ身を投げたとの事です。

子犬の洞窟について

実際子犬の洞窟ってなんて洞窟なんでしょうか。
本当に子犬の洞窟って名前なのか?  掲示板12/05/18さんより

子犬の洞窟の詳細はelinで明かされるはずです。
517年時点では4階までしかなく、子犬の洞窟と呼ばれています。

関所の位置について

世界地図を見ると、ノースティリスとサウスティリスは「すくつ」方面で地続きになっていますが
関所があえて対岸側にあるのは何かしら理由があるのでしょうか?  掲示板12/05/21さんより

すくつ方面の東側は険しい山脈に隔てられた通行困難な地域となっており、
ノース関所~サウス関所間は地図に反映されないほどの細い道で繋がっています。


エウダーナについて

エウダーナのモデルはやはりアラビア?     arwind9さんより

以前メールで関連する質問があったので、それを引用します。下の+ちょっとアラブ入ってる感じです。

エウダーナは雰囲気的には暗黒系で、エルリックサーガのメルニボネ砂漠版のような感じの都です。
特徴を箇条書すると
・人々は自惚れが強く陰湿で加虐気質
  (奴隷などの拷問はエンター テイメントの一つとして楽しまれている)
・古代帝国の自負(他の人種を下等と思っている)や、支配することに慣れきっている(
  当然だと思っている)風潮
・ 快楽を追求する性格、魔術への傾倒、モラルの欠如

などがあります。また、日常雑事はほぼ奴隷にまかされており、日中の暑さと、やはり
如何わしいことを行うのは夜がいいということで、多くの国民は夜行性、夜のエウダーナは
退廃的な華やかさに満ちています。
麻薬混入の香の煙と薄暗い紫のイルミネーションが混ざりあい、血と肉の匂い、奴隷による
卑猥な催し物、夢見心地にさせる怪しいお酒類、繰り返される無調音楽(トランスさせる)、
そんな饗宴が各家庭で毎晩ささやかに営まれています。

内装はスターウォーズのジャバ宮殿のイメージにちょっと近いですが、人々が集まって行う
宴会というよりは、個々の家庭で日常茶飯時に行われている感じです。
(もちろん、夜のエウダーナの街にはそういった専門の施設も多くあり、また毎晩宴を
開催する貴族などもいます)
また、エウダーナ人は少食系で細身の人間が多いです。


森焼討時イエルの動向について

ヴィンデールの森への侵攻に、イェルスが参加しなかった理由はありますか?
また、それはリドリー女王の意志ですか?    fartogoさんより

現時点での見解では、イエルの諜報機関は森焼討の前にすでにイルヴァと森の因果関係を
幾らか掴んでいたようです。森焼討後の世界地図の変化、計画に参加しないことによるリスク、
またはアドバンテージ、イエルにとって考慮するべき材料はたくさんあったと思います。
しかし、最終的には、サイモアとヴァリウスが気に入らないと幼女王が駄々をこねたため、
参加は見送られました。

イエルと魔法否定について

神が実存する世界でありながらイェルスが信仰・魔法否定を掲げるに至ったのは何故でしょうか?
イェルスでも旧来の信仰を捨てれない家とかあるんじゃないかな、と思うんですが、
やはりそんな人らを取り締まる法があって投獄やら追放やらされるのでしょうか
KIR248さんより

物語世界の方では、神々がシエラ新暦以降地上に現れた事は(少なくとも歴史の本の上では)ありません。
魔法の影響力はイルヴァでは徐々に衰退しており、新王国の台頭の原因にもなっています。
また、ゲーム内において、プレイヤーが神と干渉できることは、結果論ではありますが、
プレイヤーの運命や存在自体が相応にユニークだったためともいえます。

イエルが魔法の否定を掲げる大きな原因の一つには、かつてその力を操り脅威を奮った
古代帝国エウダーナへの反動や反感があります。新王国を築いた最初の移民たちの多くが、
帝国に虐げられてきた者達、植民地の奴隷や、才能を認められずくすぶった生活を送って
きた者達であることは確かです。
彼らは、自らの復讐のためにも、魔法のないより良き世界を推し進めようとしています。

魔法が深く関わるということで、神への信仰も批判の対象になることはままありますが、
517年の段階では信仰自体がイエルで禁止されているわけではありません。
プレイヤーが神々の下僕・使いという意味で忠誠を誓う信仰とは異なり、イルヴァの人々は
多くの神々を同時に信仰しています。
また、七柱とElonaで呼ばれる神々が崇められている宗教とは別の宗教や、一神教の宗教も
存在します。シエラ紀のイルヴァで、そしてイエルで最も一般的な宗教ーElonaの神々が
登場する宗教が、比較的穏やかな宗教であるということも、イエルが信仰を禁じていない
理由の一つです。
ただし、宗教はイエルでは繊細な話題で、その扱いは常に執政者の頭を悩ませています。

アテランについて

アテランについて詳しく     7_hertzさんより

アテランは元々はイエルの上・中流階級の教育のために建設された学校です。
平民の中から隠れた才能を発掘するため、後に下部組織が設けられました。
下部アテランは、現代に例えると、超一流大学の上部アテランにエスカレーター式に入ることができる
付属中・高みたいな感じです。

下部アテランに通うのは主に平民で、入学を許されるのは才能ある一部の者だけです。
「大学」と違い、その教育はスパルタ式、実力主義的なもので、熾烈な競争が繰り広げられています。
数少ないエスカレーター枠を勝ち取った者には、(名ばかりですが)爵位が与えられます。
また、国内外において、アテラン卒の肩書きは輝かしい未来を約束します。

貴族にとってもそうですが、平民にとっては特に、アテランの生徒であることは大変な誇りであり、
同時に周囲の期待と重圧を背負うことにもなります。幼い子供を競争世界に放り込み、
エリート思想を植え付けるアテランの教育は、しばしば、人格に問題のある人間を生んでいます。
参考に、アテランに入学する前のヴェセルのラフを張っておきます。
また、エリステアが留学をしていたのは上部アテランの方で、この時、ヴェセルによる
乳揉み事件が発生しています。

授業内容の方は、数学歴史その他一般教科に加え、神学や世界情勢、礼法などといったものもあり、
専攻によっては軍事学や政治学なども学ぶことになります。

(ラフ画:MT)
moebrothers.jpg

ザナンについて

>ザナンが新王国との戦に敗れ、指導者を失った大陸が二大国間の戦火の舞台となり、
幾多の歳月が過ぎよう。
サイモアの演説の冒頭で出てくるこの部分が気になります、今は小国のザナンですが、
もしかして昔はそれなりに大きな国だったのでしょうか  掲示板12/11/25さん

国土としては小さな国ですが、かなり大きな軍事権力を持っており、517年時点で、
他国を寄せ付けず、パルミアに大きな影響力を及ぼせるほどの軍事力を擁しています。
それゆえ、輸出品に軍事関連のものが多く見られます。

ザナンの独立について

ザナン独立について詳しくお願いします。
独立は499年以後と思われますがヴェセルが仕官する503年まで独立の影響は残っていますか?
(例えば武力衝突などが起きてそれにヴェセルやロイターが参加など)
それとも独立国として既にまとまっていますか?       82039Kaisendonさんより

まず支配から独立までの経緯を説明しますと、現在のイエルが脱エウダーナを掲げ建国されたように、
400年前のザナンもまた、建国の動機の一つには古代帝国が牛耳る世界への反発がありました。
各国への警告と見せしめのため帝国が侵略を企てるのは予期していた事態であり、また、それに
抵抗できるだけの力があると自負していたザナンでしたが、その思い上がりは帝国の猛攻の前に
あっけなく崩れてしまいます。
焦土と化したザナンは、帝国の支配下に置かれることになります。

大海を隔てたティリス大陸、そして見返りのない小島の小国は、やがて帝国の関心を失います。
駐屯軍は撤退し、ティリス大陸の監視役・ザナンのお目付け役として、アドバイザーを
常駐させる制度だけが残ります。
これも当時は左遷された帝国貴族の赴任先程度の扱いでした。

長い年月とともにエウダーナの支配は形骸化します。文化面の影響はほとんど見られません。
しかし、帝国の被支配国という体裁や貢税の制度は依然残り、国内では名実ともに独立を望む
強い民衆の声や不満がありました。

独立の転機は、508年、新王国と帝国との間で繰り広げられた、15年にも渡る戦いが終結した年に訪れます。
ここからの経緯は、長くなってしまうので箇条書きで失礼します。

・508年、戦争終結後、イエルにはもともとザナン侵略の作戦はなかった。

・ヴァリウスとモルタン(ヴァリウスの協力者)の裏工作。
  イエルが帝国の属国ザナンに対し開戦する方向に。名目上は帝国の支配からの解放、
  実際にはザナンの征服が目的。

・もともとザナンには勝てる見込みのない戦い。降伏か抗戦かで揺れる。抗戦を強く推すヴァリウス。

・結局ザナンは抗戦を選択。迎撃戦の作戦を考案するヴァリウス。ヴェセルを指揮官クラスに大抜擢。

・開戦、ヴェセルら大活躍で慢心していたイエル相手に善戦。

・イエルには補給・退路を断たれる憂いとか。国内で憂慮の事態発生とか。
  モルタン大暗躍。ヴァリウスの筋書き通り。

・ザナン優勢のまま和平交渉。
  イエルの面目をたてる形で無血開城と降伏を条件に、帝国からの解放をイエルに宣言させ独立。
  イエルによる支配も受けない。

・終戦後、英雄に祭り上げられるヴェセル。独立と、事実上の勝利を印象付けためのプロパガンダ。

エリンドレイの森について

エリンドレイの森の様子はどういう感じになっているのでしょう?
人がみだりに森へ踏み入らないよう柵とかで区切られているんでしょうか。 atemoztliさんより

柵などは特にありません。巡礼の小道があり、誰でもそこを通り森を横断することができます。
エリンドレイには森の心臓と呼ばれる場所があり、そこへ近づくにつれ、エーテルは濃くなります。

エリンドレイの森の大半は、カルーンがそうであったように、元々そこにあった普通の木々が
(人工の)エーテル木の根に侵食されたものです。エリンドレイの森の木々は不格好で醜く、
また小動物などもいない、どこか寂しい、でも神秘的な雰囲気のある森です。

日本相当の国について

日本相当はいったい    arwind9さんより

日本っぽい国は今のところシエラ紀には設定されていません。

ナーク・ドマーラについて

ナーク・ドマーラは本編中ではエイス・テール(7紀)とレム・イド(10紀)の間にあったと記されてますが
それは誤表記でエイス・テールではなくシエラ・テールでよいのでしょうか? 掲示板14/2/6さんより

Elona開発中にはまだナークの扱いがよく決まっていなかったため、
本編のほうでは間違った記述になっています。
ただしくは、資料館に掲載した歴史のとおりになると思います。


アイテム

魔石について

3つの魔石について。単にレシマスの鍵としての役割しかないのでしょうか?
また、受け取ったユニーク達は王家からのただの贈物と判断しているのでしょうか?
倒した時に落とす→肌身離さず持ち歩いているということは
なにか貴重なものとして捉えているのでしょうか      nanbansenjiさんより

これらの魔石は、もともとは魔力の結晶、グリダールの水晶と呼ばれる一つの秘宝でした。
3つに砕かれた後もその力は健在で、魔石の主のような存在にとっては所持しているだけで
恩恵を受けるものです。彼らの長生きの秘訣でもありますが、
同時に理性や意識に悪い影響を与えています。
プレイヤーが長く所持していなかったのは幸いだったかもしれません。

古書物について

魔術師ギルドは古書物集めて何してるの?邪神崇拝?    tekkoutuさんより

古書物は、魔法や言語の研究、知識の保存、読書技術の訓練、または単に文献的価値のために
集められています。古書物を探しだすという行為自体にも、修行やら魔術を学ぶ者としての
心がけやら、そういうのもあるみたいです。
実際には、古書物といっても、読んで狂気度があがるようなものばかりではありません。
ただ、ルミエストのギルドでは、少し前から怪しげな古書物も収集し始めたようです。

ルビナス原石について

ルビナス原石とはどのように生成される石なのか。    moriakatyouさんより

一般的には、ルビナスは他の多くの貴石同様に、マントル起源の古い岩石の中から発見されます。
長い年月の間にルビナスを含んだ岩石が崩れ、川に流されたものが砂利や泥と一緒に
堆積していることも多いみたいです。

善人・悪人の秘宝について

善人/悪人の秘宝は、宝石として価値ある鉱物・加工品なのでしょうか。    Caim_Kzkrさんより

これらは金銭的な価値としてはクズ石に近いです。
善人の秘宝なら、亡き母親が身につけいてた宝石を思い出しながら、川辺で見つけた綺麗な小石を
一生懸命グウェンが磨きあげたもの、などそんな思い出の品のイメージです。

常闇の眼について

第一部でPCは常闇の目を入手しますが、これはイルヴァの神々にとっては
まずい事ではないのでしょうか?また、オルフェの言っていた「偽りの歴史を動かす勢力」とは
人外の存在なのでしょうか    kuyo_uさんより

常闇の目については、混沌の神(シエラ紀にはイルヴァに来ていない)の余興として
地上に放置してあります。特にイルヴァの神々が懸念するほどの秘宝ではありません。
ともかく神々自身はそう思っています。
「偽りの歴史を動かす勢力」は、特定の勢力をさしたものではなく、真実を隠蔽し、
あるいは力により、歴史を自分達の都合のよいものに書き換えようと企む国家や集団のことです。

  • 最終更新:2014-02-25 22:27:06

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